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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2008年07月22日

ひざし


…こぼれ落ちる夏の陽

木陰に吹く優しい風

じりじりと照りつける焼けるような陽射しの中

夏色の花は太陽を見上げ

鳴り響く蝉の音

遠くにある遠雷

夕立に燻る雨の香

茜色の空と大地に
その身を染める蜻蛉

夜空を彩る大輪の花火

瞬きと共に
流れ落ちる星屑…

掴もうと伸ばした掌

その瞬間

こぼれ落ちたものは何?



僕の掌の中

残されたものは…  


Posted by おーたむ at 17:14Comments(3)詩季彩